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国立競技場敷地内サインデザイン

国立競技場の敷地内サインをデザインするという、当スタジオとしては珍しい仕事を請け負い、今年3月に無事竣工いたしました。私が担当したのはグラフィックデザインと出力データの制作です。常設サインは久しぶりで、オリエンから入稿まで約4ヶ月の案件になりました。以下に紹介いたします。ご覧ください。

ピクトサインはは既存のものは使用せず、すべて最初から描き起こしました。 各ピクトはピクトというよりはイラストに近いものになっていますが、これは「誰が見ても分かるように」を多分に意識したのと、ちょっと変わったものを提案したかった気持ちが
あったからです。

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※ 現場で撮影した設置予定場所に、デザインを合成してイメージを確かめます。

クライアントからの修正要請を受け、作り直した案です。はやりシンプルなピクトの方が良い、との指摘を受けました。少々がっかりしながら、ピクトデザインをシンプルにし、さらに色味を変更しました。

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さらに数度の修正を経ましたが、それらは微調整の範囲で、概ね順調に進行しました。私の担当はデザインと出力データの入稿までで、設営には立ち会わなかったのですが、無事竣工した写真を送っていただきました。普段は仮設のデザインが多いので、こうした常設のデザインはちょっと大変でしたが、大変勉強になった案件でした。

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グラフィック仕事ではありますが、空間で機能するという意味では、これもディスプレイ仕事のひとつなのだと捉えています。ディスプレイ空間で機能するグラフィック、は最近強く意識しながら取り組んでいるテーマです。

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